用語集

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代謝性アルカローシス

血液のpHは7.40±0.05の範囲に保たれています。pHが7.45より大きくアルカリ性に傾いている血液の状態をアルカレミアと言います。呼吸以外の原因によりアルカレミアが生じている病態を代謝性アルカローシスと言います。しかし、代謝性アルカローシスは必ずしもpHが7.45より大きいとは限らず、pHが正常範囲内でも起こります。代謝性アルカローシスは、HCO₃-の増加、水素イオン（H+）の低下によるため代謝性になります。

代謝性アシドーシス

血液のpHは7.40±0.05の範囲に保たれています。pHが7.35より低く酸性に傾いている血液の状態をアシデミアと言います。呼吸以外の原因（重炭酸イオン（HCO₃-）の減少など）によりアシデミアが生じている病態を代謝性アシドーシスと言います。しかし、代謝性アシドーシスは必ずしもpHが7.35より小さいとは限らず、pHが正常範囲内でも起こります。代謝性アシドーシスは、HCO₃-の減少、水素イオン（H+）の増加による不揮発酸の蓄積によるものなどで起こるため代謝性になります。