用語集

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圧支持換気

圧支持換気は、PSV(Pressure Support Ventilation)と呼ばれ、SIMVとCPAPの換気モードに付加する補助換気です。PSVは、CSV(Continuous Spontaneous Ventilation)の一つです。
PSVは、患者の自発呼吸を検知し、自発呼吸に合わせて設定された圧で吸気補助を行います。吸気時間は患者の吸気フロー波形より呼気に転ずる時間を自動的に調整します(呼気ターミネーション)。よって、PSVの吸気時間は常に変化します。圧支持換気の目的は、気管チューブによる吸気抵抗を補助する目的であり、PEEPに対して5~10㎝H2O程度に設定します。 
PSVは、自発呼吸に依存する補助換気のため、無呼吸や吸気が弱い場合の使用には注意が必要です。

Ⅰ型呼吸不全

呼吸不全は、PaO₂が60mmHg以下と定義されています。PaCO₂の蓄積(45mmHg以上)を伴うか伴わないかでⅠ型とⅡ型に分類されます。I型呼吸不全は、PaCO₂の蓄積を伴わない(時にPaCO₂が35mmHg以下になることもあります)呼吸不全になります。換気不全はなく、正常の分時換気量が維持され(多呼吸で分時換気量が増加することもあります)PaCO₂が正常もしくはそれ以下に保たれます。PaO₂の低下の原因は、肺胞における酸素の拡散障害や換気血流比不均等、シャントが起こっている状態です。

1秒率

1秒率は、呼吸機能検査の一つです。努力肺活量(呼気を努力して(力を込めて)吐き出したときに呼出される空気量)のうちの最初の1秒間に吐き出された量(1秒量)に対する割合のことです。呼吸がスムーズにできているかを評価する指標となります。 1秒率は、下記の式で求められます。 1秒率(FEV1%)=1秒量(FEV1)÷努力肺活量(FVC)×100 1秒率は70%以上が正常とされています。                      1秒率が低下している場合は、気管支喘息や肺気腫等の閉塞性肺疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの閉塞性換気障害が疑われます。

温度プローブ

温度プローブは、一般的にサーミスターという測定方式を組み込んだ温度を測定するセンサーのことです。                                    温度プローブの先端部分にセンサーが内臓され、接触したものの温度を測ります。

食道温や直腸温をはじめ鼓膜温や咽頭温など様々な臓器の測定に合わせた形状に作られ、
それぞれの体温を連続的に測定することが可能です。                     

尿道留置カテーテルや食道聴診器などに一体化され、膀胱温や食道温を測定するタイプもあります。

人工呼吸療法においては、加温加湿器を使用する呼吸器回路において、温度プローブが使用されます。

加温加湿チャンバーの出口温度と口元温度を測定して、
加温加湿チャンバーの水温や吸気回路に内蔵されたヒーターワイヤーの出力を調整し、
設定された温度になるように調節します。

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